セキュリティ・ミニキャンプ in 愛知 2024

専門講座

公開講座

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専門講座 開催概要

セキュリティ・ミニキャンプ in 愛知 2024 専門講座 は8月26日(月)まで応募期間を延長します。

セキュリティ・ミニキャンプ in 愛知 2024 専門講座 パンフレット

愛知県警察本部サイバー犯罪対策課
名 称 セキュリティ・ミニキャンプ in 愛知 2024 専門講座
日 程

2024年9月14日(土)9:00(受付開始8:40)~17:00

場 所

名古屋大学情報基盤センター2F 201演習室
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
アクセス

定 員

20名 選考あり

参加資格

日本国内に居住する、2025年3月31時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童

主 催

名古屋大学 情報基盤センター 嶋田研究室、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

共 催

名古屋大学情報基盤センター、名古屋大学工学研究科

後 援

愛知県警察本部サイバー犯罪対策課

費 用

無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。


専門講座 プログラム

9月14日(土) 9:00~17:00(受付開始 8:40~)
8:40

受付開始

9:00
(20分)

『オープニング』『セキュリティ・キャンプ紹介』
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ

9:20
(60分)

『サイバー犯罪の現状』
 愛知県警察本部 生活安全部 サイバー犯罪対策課 高度サイバー犯罪捜査室 事件指導係 警部 杉浦 賢二氏

詳細未定

10:20
(10分)
休憩
10:30
(150分)

『Phishing Analysis ~ フィッシングサイトの仕組みを学ぶ』
 益本 将臣氏 NTTコミュニケーションズ株式会社

フィッシング詐欺による被害が年々増加しており、無視できない脅威となっています。
被害を減らすためにも、フィッシング詐欺の仕組みを知る必要があります。

本講義では、フィッシング詐欺の一連の流れがどうなっているのか、攻撃者がどのようにフィッシングサイトを大量に作成しているのか、フィッシングサイトにどのような機能があるのかについてお話しします。
フィッシングサイトの構築に使われているツールであるフィッシングキットを分析することで、フィッシング詐欺にどのように立ち向かえばいいのか学んで行きます。

13:00
(60分)
昼食休憩
14:00
(150分)

『ブラウザゲーム(のようなもの)から学ぶゲームセキュリティ』
 松田 和樹氏 株式会社ラック

今やゲームにオンライン要素があるのは当たり前になっていますが、それによって生まれた新たな不正行為のひとつにチートがあります。不正行為を放置すると、ゲーム自体のクオリティとは関係のないところでプレイヤーが離脱してしまうため、インディーズ作品であっても何らかの対策は必須となってしまいました。

ゲームであれば直接の金品が動くことはそうそうありませんが、オンラインカジノ(日本からのアクセスは違法)においてもチートにより不正なゲーム運びが行われ、ありえない勝率で荒稼ぎされた事例があります。

不正行為に対して堅牢なゲームシステムを作るには、自分で作ったゲームに自ら攻撃を試みるのが一番の近道です。とはいえ、実習では非常に時間が限られるため、枝葉となる要素を廃し、肝となる学習に必要な要素を抽出した実習用のブラウザゲーム(のようなもの)に触れることで、実装で生じる脆弱性とその修正方法を学びます。

ゲームを作ってみたいがセキュリティが気になる…、攻撃の原理とその修正方法を知りたいという方はぜひご参加ください。単にチートの腕試しをしてみたいという方はお断りします。

16:30
(30分)
『クロージング』 アンケート記入等
17:00 解散

専門講座 募集要項

応募条件
  • 日本国内に居住する、2025年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童
  • 2024年9月14日時点で18歳未満の場合、本大会の参加について保護者の同意を得ていること(参加が決定した際に保護者の同意書を提出していただきます)
  • 開催当日において、息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合や、下痢の症状、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が数日続いてる場合は、現地での参加を取りやめていただきます。
  • 応募者は、演習で使用する下記条件のPCを持参できること
    - Wi-Fiに接続可能なこと、USB(TypeA)の空きポートがあること、開発環境等が動作するスペックのCPU、メモリ残量、HDDに20GB程度の空き容量があること
    - ソースコードを見るためのエディタがインストールされていること
  • 応募者自身がキャンプにて使用するオンラインサービス、ソフトウェアを使用できること
    - VirtualBox、VMware等、仮想化ソフトウェアの簡単な操作が可能で、前出の仮想環境においてLinuxのコマンド操作が可能なこと
    - 参加決定後に指定のソフトウェアをインストールし、起動確認できること(詳細は参加決定後にご連絡します)
  • 以下のスキルがあることが望ましい(難しいことは要求しません)
    - ゲームが好きであること(ゲーム画面を見て次に何をするべきかがわかるひと)
    - 一般的なWebブラウザ(Chromeなど)が持つデバッグ機能(F12キーを押して始めるもの)の使用経験
    - Webブラウザに付随する基本知識
    - Web技術の基本的な部分を理解していること
  • Webデバッガ 『Fiddler』 を使った基本的なWebアプリケーションのデバッグ
    - JavaScript および PHP で書かれたコードを読むことに挑戦できること
  • 今回の「セキュリティ・ミニキャンプ in 愛知 2024 専門講座」では、講義の録画、配信が行われる可能性があることをご承知いただけること
  • セキュリティまたは、プログラミングに関して、講習を受けられるだけの基礎知識と積極的に取り組む姿勢を持っていること
  • 別途定める「セキュリティ・ミニキャンプ in 愛知 2024 専門講座」実施規定を遵守できること
申込方法

下記の応募フォームからお申込みください。

応募フォーム

選考問題があります。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。
※申込された方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。

申込締切

8月26日(月)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)
※締切延長しました:8月12日(月)→8月26日(月)
再申し込みすることで選考課題を再提出できます。複数の申し込みがあった場合は最後の申込内容を有効とします。

参加者決定のお知らせ

審査の上、申し込みされた方全員に8月30日(金)までにメールまたは電話にて連絡します。

留意事項
  • 申込者多数の場合には、参加できないことがあります。参加者は、申込書の記入必要事項及び選考問題の回答内容を審査の上、中部地方の方を優先に選考します。
  • 会場までの往復の交通機関や宿泊施設は必要に応じてご自身で手配(費用自己負担)してください。
  • 参加が決定された方には、応募条件を満たすことを証明する書類(学生証のコピーや学校が発行する在籍証明書等)、参加誓約書(参加規程を遵守する旨の誓約)、倫理行動宣誓書、その他主催者が必要と定める書類を提出していただきます。
  • ミニキャンプ期間中には、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。また、取材された結果が氏名・学校・顔写真を含んだ受講時の様子を含めて各メディアに掲載されることがありますので、ミニキャンプに申し込みされる方はその旨事前にご了解ください。
  • ミニキャンプの講義の様子は、キャンプ事業の広報活動や技術啓発を目的として撮影、録音し、その内容を公開する場合があります。
  • 受講およびイベント参加中は、20歳以上であっても、飲酒・喫煙を禁止します。
  • 本事業の成果をはかることを目的として、ミニキャンプ参加後、参加者については参加者アンケートの提出を含めて、定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査(参加者は回答必須)させていただきます。参加を希望される方はその旨事前にご了解ください。
  • 「セキュリティ・ミニキャンプ in 愛知 2024 専門講座」に参加した方でも、セキュリティ・キャンプ全国大会や他のミニキャンプの応募は可能です。
お問合せ窓口 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
Email info@security-camp.or.jp
TEL 03-6757-0196

専門講師プロフィール

杉浦 賢二
すぎうら けんじ

平成15年愛知県警察拝命
半田警察署生活安全課長代理、碧南警察署生活安全課長を経て、令和5年3月から愛知県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課の課長補佐として勤務し、フィッシング、暗号資産の不正送信などの日々生まれる新たな犯罪の手口と対峙

益本 将臣
ますもと まさおみ

NTTコミュニケーションズ株式会社にて、脅威インテリジェンスプロジェクトNA4Secのメンバーとして活動し、フィッシング詐欺を中心にサイバー犯罪の調査・分析に従事。
Xのアカウントを使って、脅威情報の配信を行っている。
セキュリティキャンプ全国大会2017修了。

松田 和樹
まつだ かずき

1996年に放送されたNHKのドキュメント番組『新・電子立国 第4回 ビデオゲーム ~巨富の攻防~』を観て人生を踏み外す。学生時代から書籍執筆を行う。あるファイル共有ソフトのプロトコル解析をきっかけとして、情報セキュリティ業界に入る。2000年代からゲームセキュリティの研究開発に着手し、商業化に成功している。国内最大手MMORPGのゲームセキュリティ診断に参画、その後、IoTセキュリティなどに取り組む。
単著『オンラインゲームセキュリティ』(データハウス)をはじめ、別名義含め共著多数。



※諸般の事情により公開講座は中止となりました



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