Security & Programming Camp 2009

実施報告

開催日及び場所

日時
平成21年8月12日(水)~16日(日)
場所
(財)海外職業訓練協会(OVTA)(千葉市美浜区ひび野1丁目1番地)
2F 「渚」、2011、2015、3F 3024、3023、3011、3014教室

参加者構成(男女比、地域、年齢、種別)

参加者募集期間

2009年6月10日~7月6日17:00締切

応募者合格状況

応募総数

368名(セキュリティコース:175名、プログラミングコース:193名)

参加者数

61名(セキュリティコース:31名、プログラミングコース:30名)

参加者内訳

セキュリティコース(男:28名、女:3名)
大学生:15名(男:13名、女:2名)
高等専門学校:7名(男:7名、女:0名)
専門学校:4名(男:3名、女:1名)
高校生:5名(男:5名、女:0名)
プログラミングコース(男:29名、女:1名)
大学生:8名(男:8名、女:0名)
高等専門学校:5名(男:5名、女:0名)
専門学校:3名(男:2名、女:1名)
高校生:11名(男:11名、女:0名)
中学生:3名(男:3名、女:0名)
  • 7月8日(水)開催のセキュリティ&プログラミングキャンプ2009参加者選定ミーティング、および7月9日(木)開催の参加者選定委員会(第3回セキュリティ&プログラミングキャンプ2009実行委員会)での厳正なる審査の結果、参加者62名(セキュリティコース:31名、プログラミングコース:31名)を選出した。
    →後に個人的事情によりプログラミングコースから1名辞退(辞退理由:就職試験のため)
  • 県別では、北は北海道から、南は鹿児島まで。県別で一番多いのは、神奈川県の8名。
    都道府県別:→セキュリティ&プログラミングキャンプ2009都道府県別応募者合格者データ(表2)

キャンプ時間割

セキュリティ&プログラミングキャンプ2009実行委員(敬称略)

三輪 信雄(委員長) S&Jコンサルティング株式会社 代表取締役
伊藤 良孝 株式会社ユービーセキュア 取締役CEO兼CTO
小泉 力一 尚美学園大学 芸術情報学部 教授
西本 逸郎 株式会社ラック 取締役
二木 真明 住商情報システム株式会社 情報セキュリティ・IT統括担当部長
安田 直義 サイバー大学IT総合学部教授
NPO日本ネットワークセキュリティ協会 主任研究
吉岡 弘隆
(プログラミングコース実施WG主査)
楽天株式会社
宮本 久仁男 株式会社NTTデータ 技術開発本部 SIアーキテクチャ開発センター シニアエキスパート
園田 道夫
(セキュリティコース実施WG主査)
サイバー大学IT総合学部 准教授
塩月 誠人 合同会社セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネットワーク代表社員

セキュリティ&プログラミングキャンプ2009講師(順不同)
【セキュリティコース】

園田 道夫(主査) サイバー大学 IT総合学部
伊原 秀明 Ji2,Inc.日本オフィス
上野 宣 株式会社トライコーダ
岡田 良太郎 株式会社テックスタイル
国分 裕 三井物産セキュアディレクション株式会社
塩月 誠人 合同会社セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネットワーク
滝崎 芳枝 サイバー大学
田口 裕也 日本オラクル株式会社
根津 研介 NTTデータ先端技術株式会社
はせがわようすけ ネットエージェント株式会社
濱本 常義 株式会社エネルギア・コミュニケーションズ
宮本 久仁男 株式会社NTTデータ
村上 純一 株式会社フォティーンフォティ技術研究所
望月 岳 三井物産セキュアディレクション株式会社
吉田 英二 合同会社セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネットワーク
渡辺 勝弘 独立行政法人理化学研究所

セキュリティ&プログラミングキャンプ2009講師(順不同)
【プログラミングコース】

吉岡 弘隆(主査) 楽天株式会社
天野 仁史 サイボウズ・ラボ株式会社
稲葉 一浩 国立情報学研究所
亀澤 寛之 富士通株式会社
川合 秀美 OSASK計画
小崎 資広 富士通株式会社
笹田 耕一 東京大学大学院
園田 裕貴 スケールアウト株式会社
竹迫 良範 サイボウズ・ラボ株式会社
西尾 泰和 サイボウズ・ラボ株式会社
三浦 広志 株式会社NTTデータ
山幡 為佐久 VA Linux Systems Japan
吉藤 英明 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科

キャンプ会場実施運営担当

セキュリティ&プログラミングキャンプ2009チューター
14名(氏名省略)
セキュリティ&プログラミングキャンプ2009事務局
独立行政法人情報処理推進機構 IT人材育成本部IT人材育成企画部
財団法人日本情報処理開発協会 調査部 普及振興課

実施概要報告

講義科目など時間経過は以下のとおりです。各コースの日付をクリックすると実施概要が表示されます。

セキュリティコース
セキュリティ&プログラミングキャンプ2009 セキュリティコース 時間割をご覧ください。
プログラミングコース
セキュリティ&プログラミングキャンプ2009 プログラミングコース 時間割をご覧ください。

取材

所属 記事(掲載月日、URL)
白夜書房
ハッカージャパン編集部
 
株式会社トライコーダ  
日経BP社
ITPro 副編集長
2009.08.17
http://itpro.nikkeibp.co.jp/
article/NEWS/20090817/335588/
翔泳社
メディア事業部
IT Compliance Review
編集部 副編集長
2009.08.13
http://enterprisezine.jp/article/detail/1737
2009.08.18
http://codezine.jp/article/detail/4286
2009.08.21
http://codezine.jp/article/detail/4301
2009.09.03
http://codezine.jp/article/detail/4352
ITメディア@IT自分戦略研究所
http://jibun.atmarkit.co.jp/lstudent/
special/spcamp2009report/01.html
ITメディア@IT編集部
2009.08.13
http://www.atmarkit.co.jp/news/
200908/13/camp.html

参加者からの意見(事後アンケートより)

セキュリティコース参加者

  • 一体どれぐらい凄い技術を持った人達が集まるのだろうと思っていましたが、技術力云々よりも各々の伸びしろを埋めんとする、とても意欲的でやる気のある方ばかりで、5日間の間も今もなお、とても楽しいです。
  • 講師陣・チューター方のレベルの高さ、人柄にも驚かされました。キャンプが終わってしまっても、まだ終わっていない。そう素直に感じる事ができるのが、嬉しい限りです。
  • 講師の方々とこんなに気軽に話し合えるなんて思っていませんでした。また、時間割が紙面上で見たときのイメージと違い、実際には思ったよりもハードなスケジュールでした。
  • 参加する人=オタクで引きこもってばかりで他人と調和できない…と言ったイメージでしたが、実際に参加してみてそのイメージは飛んでいきました。自分から積極的に発言される方も居れば、頼んでもいないのにグループの意見を的確にまとめる人も居た。このキャンプの最初のあったような「ハッカー甲子園」と言った名称からもそんなイメージが自分の中に存在していた。このキャンプの参加年齢を22歳までにしたのも非常に良かったと思います。高校三年生という微妙な学年での参加でしたが、非常によく接していただきました。また、同様に講師の方についても同じイメージがありましたがこれまで働いたブラック企業に関することなど普段聞けないような大人の世界の話まで聞けてよかったです。
  • もっと殺伐とコンピュータを学ぶものだと思っていましたが、回りの人たちがとてもフレンドリーで、とても学びやすかったです。また、講師陣があれほど多いとは思っていませんでした。
  • あまりのすばらしさに感動しました。
  • 事前に考えていたより、踏み込んだ内容が多く、ハイレベルな講義だと思った。
  • 技術的な話題に終始すると思っていたら,実際には,これまで会ったこともないような人々との出会いや人生哲学についての話題など,予想をはるかに越える内容でびっくりしました。
  • 参加者のレベルが高くて、朝から晩までみっちり講義・・・という印象はそのまんまだなと感じました。しかし名刺交換やBOF, 食事のときなど思っていたより講師の方々とお話をする機会があってよかったです。
  • 想像を絶する面白さでした.もっと堅めのイメージがありましたが,講師の方ともチューターの方とも柔らかく接することができ,安心してキャンプを過ごすことができました.
  • 最初はもう少しお固い感じの合宿をイメージしていたのですが、実際は始終和やかなムードで楽しく5日間を送ることができました。
  • 参加前は「楽しそう」よりも「難しそう」が上回っていましたが、参加してみると同年代の人が多いので、意外と早くに「楽しい」に頭が切り替わりました。もちろん難しいには違いありませんが、同じ分野に興味を持った者同士で受ける講義は、とても有意義なものでした。
  • 参加者の方に事前からいろいろと聞いていましたので、印象は変わりませんでした。
  • 他の参加者の方が自分より知識のある方が多く、ディスカッションの時にはなかなかついて行くことができませんでした。
  • 参加前はスケジュールがきつそうだけど楽しそうだと思っていました。参加後の感想としてはスケジュールはそこまできつくなくて、想像以上に楽しかったです。また、参加前は講義のことばかり考えていて交流は二の次でしたが、参加してみると人との交流がこのキャンプの思い出の大部分を占めています。

プログラミングコース参加者

  • 参加する以前に思っていた事よりも凄くハードでレベルが非常に高いと感じました、正直講義内容よりも生活面が一番大変だと感じて大きく印象が変わりました。
  • もっと筆記が多く、ガッツリ講義を受ける感じだと思っていました。想像よりも楽しく笑いありで良かったです。
  • 充実したものになるといいな、と思っていたのですが、予想の何百倍も何千倍も充実したものになりました。また、参加者のみなさんが予想以上に積極的にコミュニケーションを取ってくれるので多くの知り合いができました。ありがちな言い方ですが、良い意味で裏切られました。
  • 先ほど書いたのですが、ここまで明確に自分の実力にプラスされるとは思いもせずとても驚いています。
  • 国が資金を出す行事なので、もっと堅苦しいイベントなのかと思っていましたが、講師の方々が予想以上におおらかで、優しい、ユーモアセンス溢れる方ばかりだったので、そのギャップに驚き、また安心しました。
  • 自分のスキルの脆さや、内容がすごく高度で難しいものなのではないかと危惧していましたが、ある程度は、自分のスキルが通用するとわかって安心しました。その一方、他の参加者のスキルの高さも予想以上のもので、刺激を受けました。また、参加者同士で、楽しくやっていけたのも心配していただけによかったです。
  • 噂に聞いていたよりも、数段以上充実していて、良い意味で驚きました。
  • 思っていた印象より楽しかったです。セキュリティコースにはあまり興味はありませんでしたが、BoF2の内容や講師の方々の話を聞いてそちらも興味がわいてきました。
  • ほとんど大学生くらいだと思っていたが、想像していたより若い人が多かった。
  • 思った通りとてもレベルが高かった。積極的な人が多く励みになった。組別専門科目ではほかの組は1対1もしくは1対2で生徒と講師もしくはチューターだったようだが私は進むのも遅くあまり見てもらえなかった。実力不足もあるけれど、とても劣等感を感じた。
  • 思っていたよりもハイレベルで、さらに実践的でした。正直なぜ私が選抜されたのだろうかと今でも疑問に思っています。5日間でどこまでできるのだろうかと思っていましたが、今まで生きてきた5日間で最も濃い5日間をすごせました。