セキュリティ・ミニキャンプ in 横浜 2013

開催概要

応募要領

スケジュール

講師プロフィール

開催概要

セキュリティ・ミニキャンプ in 横浜 2013・パンフレット(開催概要、申込用紙)

名称 セキュリティ・ミニキャンプ in 横浜
日程 2013年11月3日(日)、11月4日(祝)
場所 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校
定員 30名
参加資格
  • 日本国内に居住する、2014年3月31日時点において22歳以下の学生・生徒(当日、学生証または年齢がわかるもの提示いただきます)
  • キャンプで使用する自分のPC(20GB程度のHDDに空き容量がある持ち運び可能なもの)を持ってこられること。
    ※参加が決定した際には、VMをインストールするなどの準備をしていただきます。
  • 団体行動のルールを守り、他の参加者と協調して参加できること。
  • セキュリティまたはプログラミングに関して、講習を受けられるだけの基礎知識、および積極的に取り組む姿勢を持っていること。
    また、CUI(Character User Interface)でのオペレーションに慣れていること。
  • 別途定める「セキュリティ・ミニキャンプ in 横浜」実施規定を遵守できること。
  • 申込時点で20歳未満の方は、参加について保護者の同意を得られること(参加決定時に保護者の同意書を提出していただきます)。
  • 過去のセキュリティ・キャンプ(2004~2007)、セキュリティ&プログラミングキャンプ(2008~ 2011)、セキュリティ・キャンプ中央大会(2012~2013)のどれにも参加していないこと。(参加経験のある方は、申込をご遠慮ください)
主催 セキュリティ・キャンプ実施協議会
共催 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校、サイボウズ株式会社
費用 無料(ただし、交通費や宿泊費、飲食代は自己負担でお願いいたします。)
お問合せ セキュリティ・キャンプ実施協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
TEL 03-6757-0196 FAX 03-6757-0112
Email security-camp@lac.co.jp

申込要領

セキュリティ・ミニキャンプ in 横浜 2013・パンフレット(開催概要、申込用紙)

申込方法 参加希望の方は、申込用紙に、以下必要事項を記載し、Emailにてお申込みください。
メール本文へ直接記入いただいても、必要事項を記入したファイルを添付してもどちらでも構いません。
申込先 セキュリティ・キャンプ実施協議会事務局
Email:security-camp@lac.co.jp
応募締切 2013年10月18日(金)17:00まで
留意事項
  • 申込者多数の場合には、参加できないことがあります。
  • 「セキュリティ・ミニキャンプ in 横浜」では宿泊・交通に係る費用負担・斡旋等は行いません。往復の交通機関や宿泊施設は必要に応じてご自身で手配してください。また、移動や宿泊の費用は自己負担でお願いいたします。
その他
  • 参加が決定された方には、「セキュリティ・ミニキャンプ in 横浜」実施規定を遵守する旨の誓約書を提出していただきます。
  • 基本的には参加者の付き添いは認めません。ただし、特別な事情により付き添いが必要な場合は事務局までご相談ください。
  • ミニキャンプ期間中には、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。また、取材された結果が氏名・学校・顔写真を含んだ受講時の様子を含めて各メディアに掲載されることがありますので、ミニキャンプに申込される方はその旨事前にご了解ください。
  • ミニキャンプ開催後には、主催者ホームページにて「セキュリティ・ミニキャンプin 横浜」の開催報告をいたしますので、参加者が写っている画像を掲載させていただきます。キャンプに申込される方はその旨事前にご了解ください。
  • ミニキャンプの講義の様子は、キャンプ事業の広報活動や技術啓発を目的として撮影、録音し、その内容を公開する場合があります。
  • 本事業の成果をはかることを目的として、ミニキャンプ参加後、参加者については参加者アンケートの提出を含めて、定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査(参加者は回答必須)させていただきます。参加を希望される方はその旨事前にご了解ください。

スケジュール

1日目:11月3日(日)
10:30 受付開始
11:00
(60分)
『プログラミング言語の歴史』 西尾講師
本授業では、言語設計者の視点に立ち、複数の言語を比較し、そして言語がどう変化してきたのかを解説します。
いろいろな概念が「なぜ」生まれたのかを理解することで、なぜ使うべきか、いつ使うべきか、どう使うべきかを判断できるようになるでしょう。そして、今後生まれてくる新しい概念も、よりいっそう理解しやすくなることでしょう。
12:00
(60分)
お昼休み
13:00
(60分)
『セキュリティ・キャンプとCTF』 園田講師、竹迫講師
セキュリティ・キャンプは、主に夏休み期間中に実施される合宿形式で行われるイベントで、次代を担う日本初で世界に通用する若年層のセキュリティ人材を発掘・育成することを目的としています。
2004年から開催されていてセキュリティだけではなくプログラミングも学べる場所になっています。
本授業では、セキュリティ・キャンプの紹介と、CTF(Capture The Flag)の演習体験を行ないます。
14:00
(60分)
『事例に学ぶ危険なシステム設計』 園田講師
概要「先頃亡くなった天才プログラマーと称される金子勇氏が開発し、爆発的に利用者を増やして「暴走」してしまったWinny。Winnyの「暴走」とは何か、なぜ「暴走」してしまったのか、
その他の事例も題材に、ユーザーを危険に陥れるシステム設計について学びます。
15:00
(120分)
『Arduinoでの組込みOS自作体験』 坂井講師
解説付きで、Arduino上で動作する簡単なマルチタスクOSを作成します。ブートローダーからのブート動作、メモリ調整、割込み処理、デバイスドライバ、システムコールの呼び出し、タスク・スケジューリングなどについて、簡単な組込みOSのソースコードを題材にして理解を深めます。なお動作確認はシミュレータ上で行うため、Arduinoの実機は必要ありません。
17:00 終了
2日目:11月4日(月・祝)
10:30 受付開始
11:00
(60分)
『超簡易PC用OS自作体験(1)』 川合講師
解説付きで、ブートセクタのプログラムからアセンブラやC言語を使って簡易OSを作り、画面が表示されるまでのOSの動作について理解を深めます。
(アセンブリ60行+C言語50行程度)
12:00
(60分)
お昼休み
13:00
(100分)
『超簡易PC用OS自作体験(1)』 川合講師
14:40
(110分)
『新しい暗号技術』 光成講師
暗号はネットショッピングやウェブメールなどで日々使われています。
ここでは公開鍵暗号で使われる基本的な技術の紹介から始まり、最近の新しい機能を持つ暗号技術についていくつか紹介します。
16:30
(30分)
『質疑応答・フリーディスカッション(人生相談)』
17:00 終了

講師プロフィール

西尾 泰和
(にしおひろかず)
24歳で博士(理学)を取得。2007年よりサイボウズ・ラボにて研究に従事。「セキュリティ&プログラミングキャンプ2011」にてプログラミング言語クラスのクラス長を務める。
ソフトウェアによる知識創造の効率化、ソフトウェアの設計と進化に関心がある。
園田 道夫
(そのだ みちお)
サイバー大学IT総合学部准教授、NPO日本ネットワークセキュリティ協会研究員、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)非常勤研究員他。情報セキュリティ関連の教育やコンサルテーションを中心に活動中。
竹迫 良範
(たけさこよしのり)
サイボウズ・ラボ株式会社/SECCON実行委員長、Namazu fo Win32、Kakasi for Win32の開発に携わる。
Microsoft MVPアワード(Developer Security)、SC22専門委員会ECMAScript Ad Hoc委員(ISO/IEC 16262)、経済産業省U-20プログラミングコンテスト実行委員、セキュリティ&プログラミングキャンプ講師等でIT人材育成に携わっている。
坂井 弘亮
(さかいひろあき)
学習向け組込みOS「KOZOS」開発者.セキュリティ&プログラミングキャンプ(現セキュリティ・キャンプ)講師(2010~)
著書は「12ステップで作る組込みOS自作入門」「リンカ・ローダ実践開発テクニック」など。
組込みシステム,OS,FPGAなどに興味があり,組込みOSの学習向け基盤を開発する「KOZOSプロジェクト」を推進している。
川合 秀実
(かわいひでみ)
サイボウズ・ラボ株式会社。セキュリティ&プログラミングキャンプにてOSを作ろう組のクラス長。
セキュリティキャンプにてセキュアなシステムを作ろうクラスのクラス長。OSASK計画代表。
小規模なOSの設計と開発、機械語、データ圧縮などに関心がある。
光成 滋生
(みつなりしげお)
サイボウズ・ラボ株式会社。
検索や暗号、バックアップなどの研究開発に携わっている。
2005年情報化月間推進会議議長表彰。2010年度電子情報通信学会論文賞受賞。
数論アルゴリズムとその応用研究部会幹事。x86/x64最適化勉強会主催。

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