セキュリティ・ミニキャンプ in 山梨 2024

専門講座

公開講座

諸般の事情により、セキュリティ・ミニキャンプの開催形態を「オンライン」へ変更いたします。
急な変更となり、開催を楽しみにしていた皆様並びに参加者各位には大変ご迷惑をおかけしますが、
何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。(2024/9/24)
セキュリティ・ミニキャンプ開催形態変更のご案内

専門講座

専門講座 開催概要

セキュリティ・ミニキャンプ in 山梨 2024 専門講座 パンフレット

名 称 セキュリティ・ミニキャンプ in 山梨 2024 専門講座
日 程

2024年9月28日(土)13:00(受付開始12:40)~9月29日(日)16:00

開催方式

オンラインによる開催
配信場所:山梨大学 甲府東キャンパス 情報メディア館
〒400-8510 山梨県甲府市武田4-4-37 

定 員

20名 選考あり

参加資格

日本国内に居住する、2025年3月31時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童

主 催

特定非営利活動法人山梨ICT&コンタクト支援センター、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、国立大学法人山梨大学

後 援

経済産業省関東経済産業局、山梨県、山梨県警察本部、山梨県教育委員会、甲府市、甲府商工会議所、
山梨県立大学、山梨学院大学、山梨英和大学、専門学校サンテクノカレッジ、
山梨県インターネットプロバイダ連絡協議会、テレビ山梨、山梨放送、山梨日日新聞社、
日本ネットワークサービス、エフエム富士

協 賛

エムオーテックス㈱、㈱大塚商会、㈱オービックビジネスコンサルタント、㈱シー・シー・ダブル、
シスコシステムズ(同)、SB C&S㈱、Dynabook㈱、ダイワボウ情報システム㈱、トレンドマイクロ㈱、
日本事務器㈱、日本電気㈱、㈱バッファロー、ピー・シー・エー㈱、㈱フォーラムエイト、富士通㈱、
富士テレコム㈱

費 用

無料。


専門講座 プログラム

1日目 9月28日(土)13:00~20:00(受付開始12:40~)
12:40

受付開始

13:00
(20分)

『オープニング』『セキュリティ・キャンプ紹介』
 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ

13:20
(60分)

『サイバー犯罪の現状と関連法・情報倫理について』
 坂本 太氏 山梨県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課

様々な観点からサイバー犯罪の現状や実態をお話しするとともに、サイバー犯罪の関連法や情報倫理について説明します。

14:20
(10分)
休憩
14:30
(150分)

『脆弱性の発生を予防するプログラミングについて学ぼう』
 石田 優希氏 立命館大学

プログラミングを行う際は、バグや脆弱性の発生をできるだけ避けたいものです。しかし、人間がプログラムを書く以上、ミスや見落とし、誤解や思い込みが原因でバグや脆弱性を発生させてしまうことがあります。この問題を最小限に抑えるためには、静的解析やテストツールによる機械的なチェックが非常に有効です。
本講義では静的解析ツールとテストツールを使って、バグや脆弱性の発生を予防する方法や、問題の発生しにくいプログラムの書き方についてハンズオン形式で学びます。
講義はPHPを用いて進行しますが、内容は様々な言語・開発環境に応用できるものになっています。Web分野に固執せず、あらゆる領域からの参加をお待ちしております。

17:00
(90分)
休憩
18:30
(90分)

宿題、自主学習

20:00

1日目終了

2日目 9月29日(日)09:30~16:00
09:10

受付開始

09:30
(150分)

『ITエンジニアとして知っておいてほしい、電子メールという大きな穴』
 永見 拓人氏 千葉工業大学

2024年2月にGmailがセキュリティレベルを引き上げたことで、「メールが届かなくなるかも」と話題になった電子メール。インターネットが普及する前の1965年ごろから存在する、非常に長く使われてきた通信手段です。
広く使われている通信手段ですが、その普及率ゆえ、悪質なハッカーのシステム侵入経路構築やフィッシング詐欺といったサイバー犯罪に使われることが多々あります。また、その性質上セキュリティ面の技術発展があまり迅速ではなく、今標準化されている仕組みだけで十分な対策が打てているとは言い難い状況です。
今回は、電子メール送信時に使われる通信規格 SMTPとその周辺規格を知ることで、送信元を偽装したメールを送信することがいかに容易であるかを体験してもらい、また偽装や改ざんを防ぐためにどんな取り組みが行われているかを学びます。
電子メールにおける、次世代のセキュリティを一緒に考えてみましょう。

12:00
(60分)
昼食休憩
13:00
(150分)

『セキュリティ監視入門』
 水谷 正慶氏 Ubie株式会社

組織におけるセキュリティ対策では脆弱性を塞ぐような「防御」的な対策が注目されがちですが、同様に「監視」的な対策も重要です。組織内のリスクを早期に検出、調査そして管理ができる「監視」体制を構築することで、「防御」で防げなかった問題による影響を極小化できます。セキュリティ監視は大きくイベント監視(攻撃などの検出)とアセット監視(システムの脆弱性や設定ミスの検出)に分類できます。
本講義ではこれら2つのセキュリティ監視についての概要を説明しつつ、具体的に取り組む際の考え方やエンジニアリング的なアプローチについて紹介します。

15:30
(30分)
『クロージング』 アンケート記入等
16:00 解散

専門講座 募集要項

応募条件
  • 日本国内に居住する、2025年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童
  • 2024年9月28日時点で18歳未満の場合、本大会の参加について保護者の同意を得ていること(参加が決定した際に保護者の同意書を提出していただきます)
  • 宿泊して2日間(9/28~29)通して参加が可能なこと
  • 開催当日において、息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合や、下痢の症状、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が数日続いてる場合は、現地での参加を取りやめていただきます。
  • 応募者は、演習で使用する下記条件のPCを持参できること
  •  - USB(TypeA)の空きポートがあること、Wi-Fiに接続可能なこと、開発環境等が動作するスペックのCPU、メモリ残量、SSDまたはHDDに20GB程度の空き容量があること
  • 応募者自身がキャンプにて使用するオンラインサービス、ソフトウェアを使用できること
  •  - VirtualBox、VMware等、仮想化ソフトウェアの簡単な操作が可能で、前出の仮想環境においてLinuxのコマンド操作が可能なこと
     - 参加決定後に指定のソフトウェアをインストールし、起動確認できること(詳細は参加決定後にご連絡します)
  • 会場で受信が確認できる、何かしらの電子メールアドレスを持っていること
  • テキスト形式のログファイルを取り扱うため、文字列処理を行うプログラミングの経験を有すること。プログラミング言語は受講者の自由とする
  • 今回の「セキュリティ・ミニキャンプ in 山梨 2024 専門講座」では、講義の録画、配信が行われる可能性があることをご承知いただけること
  • セキュリティまたは、プログラミングに関して、講習を受けられるだけの基礎知識と積極的に取り組む姿勢を持っていること
  • 別途定める「セキュリティ・ミニキャンプ in 山梨 2024 専門講座」実施規定を遵守できること
申込方法

下記の応募フォームからお申込みください。

応募フォーム

選考問題があります。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。
※申込された方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。

申込締切

8月26日(月)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)
再申し込みすることで選考課題を再提出できます。複数の申し込みがあった場合は最後の申込内容を有効とします。

参加者決定のお知らせ

審査の上、申し込みされた方全員に8月30日(金)までにメールまたは電話にて連絡します。

留意事項
  • 申込者多数の場合には、参加できないことがあります。参加者は、申込書の記入必要事項及び選考問題の回答内容を審査の上、関東地方の方を優先に選考します。
  • 参加が決定された方には、応募条件を満たすことを証明する書類(学生証のコピーや学校が発行する在籍証明書等)、参加誓約書(参加規程を遵守する旨の誓約)、その他主催者が必要と定める書類を提出していただきます。
  • ミニキャンプ期間中には、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。また、取材された結果が氏名・学校・顔写真を含んだ受講時の様子を含めて各メディアに掲載されることがありますので、ミニキャンプに申し込みされる方はその旨事前にご了解ください。
  • 講義を主催者側が撮影・記録させていただく場合がございます。撮影した講義の動画等は、後日配信される可能性があることをご了承ください。
  • ミニキャンプの講義の様子は、キャンプ事業の広報活動や技術啓発を目的として撮影、録音し、その内容を公開する場合があります。
  • 受講およびイベント参加中は、20歳以上であっても、飲酒・喫煙を禁止します。
  • 本事業の成果をはかることを目的として、ミニキャンプ参加後、参加者については参加者アンケートの提出を含めて、定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査(参加者は回答必須)させていただきます。参加を希望される方はその旨事前にご了解ください。
  • 「セキュリティ・ミニキャンプ in 山梨 2024 専門講座」に参加した方でも、セキュリティ・キャンプ全国大会や他のミニキャンプの応募は可能です。
お問合せ窓口 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
Email info@security-camp.or.jp
TEL 03-6757-0196

専門講座 講師プロフィール

坂本 太
さかもと ふとし

民間企業でシステムエンジニアを経験したのち、警察官を拝命。サイバー犯罪事件捜査や被害防止対策に従事。現在は人材育成に取り組んでいる。

石田 優希
いしだ ゆうき

立命館大学 情報理工学部 情報理工学科 セキュリティ・ネットワークコース 4年 サイバーセキュリティ研究室 所属
大学で情報工学やセキュリティを専攻する一方、技術に関する様々なイベントやコンテスト等に参加している。
●セキュリティ・キャンプ全国大会2023 修了
●セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2023 チューター
●セキュリティ・ミニキャンプ in 大阪 2024 修了
●SecHack365 2023 学習駆動コース社会実装ゼミ 修了

永見 拓人
ながみ たくと

千葉工業大学 情報科学部情報ネットワーク学科 学士3年。Webバックエンドの開発とWebインフラを得意とする。クラウドプラットフォームの開発に携わるソフトウェアエンジニアを目指し、日々研鑽中。
・セキュリティ・キャンプ全国大会2022 修了
・セキュリティ・キャンプ全国大会2024 チューター

水谷 正慶
みずたに まさよし

Ph.D. (Media and Governance)。大学時代は侵入検知システムやマルウェア対策に関する研究に取り組む。日本IBMにて基礎研究所・SOCに勤務(2011年~)クックパッドにてセキュリティエンジニア(2017年~)Ubie株式会社にてセキュリティエンジニア(2021年~)
セキュリティ・キャンプ講師(2022年度より全国大会講師)



公開講座

公開講座 開催概要

セキュリティ・ミニキャンプ in 山梨 2024 公開講座 パンフレット

名 称 セキュリティ・ミニキャンプ in 山梨 2024 公開講座
日 程

2024年9月27日(金)13:00~17:00(受付開始 12:30)

開催方式

オンラインによる配信
配信場所: 山梨大学 甲府キャンパス 情報メディア館5F多目的ホール
〒400-8510 山梨県甲府市武田4-4-37
アクセス

定 員

150名

参加資格

どなたでも参加できます(社会人、学生、教職員、保護者等)

主 催

一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、特定非営利活動法人山梨ICT&コンタクト支援センター、
国立大学法人山梨大学

後 援

経済産業省関東経済産業局、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、山梨県、山梨県警察本部、
山梨県教育委員会、甲府市、甲府商工会議所、山梨県立大学、山梨学院大学、山梨英和大学、
専門学校サンテクノカレッジ、山梨県インターネットプロバイダ連絡協議会、テレビ山梨、山梨放送、
山梨日日新聞社、日本ネットワークサービス、エフエム富士

協 賛

エムオーテックス㈱、㈱大塚商会、㈱オービックビジネスコンサルタント、㈱シー・シー・ダブル、
シスコシステムズ(同)、SB C&S㈱、Dynabook㈱、ダイワボウ情報システム㈱、トレンドマイクロ㈱、
日本事務器㈱、日本電気㈱、㈱バッファロー、ピー・シー・エー㈱、㈱フォーラムエイト、富士通㈱、
富士テレコム㈱

費 用

無料

申込方法

こちらの応募フォームからお申し込みください。

※後日主催者よりオンライン入場方法をメールにてお知らせします。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。
※申し込みされた方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。

申込締切

9月24日(火)17:00必着

お問合せ窓口

山梨NPO法人 山梨ICT&コンタクト支援センター「セキュリティ・ミニキャンプ in 山梨 2024」担当
山梨県甲府市丸の内2-8-3  TEL 050-5561-2675  E-mail yamanashi_camp@ccw.co.jp


公開講座 プログラム

12:30 受付開始
13:00
(10分)

『開演挨拶』 小谷 信司氏 国立大学法人山梨大学 学長補佐/総合情報戦略部長

13:10
(30分)

『最新の情報セキュリティについて』
 講師:金山 栄一氏 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンター 普及啓発・振興部エキスパート

13:40
(60分)

『ランサムウェア被害と情報漏えい被害について』
 講師:新井 悠氏 株式会社NTTデータグループ Cloud&Infrastructure技術部 情報セキュリティ推進室
          NTTDATA-CERT エグゼクティブセキュリティアナリスト

14:40
(10分)
休憩
14:50
(60分)

『脆弱性マネジメントの要諦と実際』
 (1) 講師:神戸 康多氏 フューチャー株式会社 サイバーセキュリティイノベーショングループ
             シニアアーキテクト 脆弱性スキャナVuls作者
 (2) 講師:大石 眞央氏 株式会社NTTデータグループ Cloud&Infrastructure技術部 情報セキュリティ推進室
             NTTDATA-CERT 課長代理
 (3) 講師:宮本 久仁男氏 株式会社NTTデータグループ Cloud&Infrastructure技術部 情報セキュリティ推進室
              NTTDATA-CERT セキュリティマスター

15:50
(40分)

『サプライチェーンリスクを考える ~当事者意識の醸成と対策~』
 講師:大田原 忠雄氏 トレンドマイクロ株式会社 マーケティング本部 ビジネスマーケティング部
            セキュリティマーケティンググループDirector

ランサムウエアをはじめとした被害報道が後を経たない中、企業規模の大小に関わらずサプライチェーンの一員としてのセキュリティ意識が改めて問われています。本講演では、被害事例を交えながら、サプライチェーンリスクを解説するとともに、対策のポイントをわかりやすくご説明いたします。

16:30
(30分)

『セキュリティ・キャンプ紹介』
 講師:高山 尚樹氏 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 国際連携グループ

IT化・DX が進んでいる昨今、社会を取り巻く脅威は多くの企業や業態において身近なものとなっています。そのような中で、社会的な課題として、情報セキュリティ人材の不足やセキュリティに関する知識の普及が急務となっています。本講演では、セキュリティ・キャンプ協議会が実施している、人材育成事業がこれら社会的課題に対してどのような効果をもたらすかについて、紹介していきます。

17:00
解散


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