セキュリティ・ミニキャンプ in 山形 2019

開催概要

プログラム

募集要項

講師プロフィール

開催概要

セキュリティ・ミニキャンプ in 山形 2019 パンフレット

名 称 セキュリティ・ミニキャンプ in 山形 2019
日 程

2019年9月23日 月曜日(祝日)9:50(受付開始9:30)~ 16:30

場所

鶴岡工業高等専門学校1号館3階「電子メカトロ実験室」
〒997-8511 山形県鶴岡市井岡字沢田104
アクセスマップhttps://www.tsuruoka-nct.ac.jp/annai/access/
キャンパスマップhttps://www.tsuruoka-nct.ac.jp/annai/campusmap/

定 員

20名 選考あり

参加資格

日本国内に居住する、2020年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒

主 催

一般社団法人山形県情報産業協会、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

共 催

独立行政法人 国立高等専門学校機構 鶴岡工業高等専門学校

後 援

経済産業省東北経済産業局、山形県、山形県警察本部、山形県インターネット防犯連絡協議会

費 用

無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。


プログラム

9月23日 月曜日(祝日)
09:30

受付開始

09:50
(20分)

『オープニング』一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会ステアリングコミッティ

10:10
(150分)

『実世界の脆弱性解析』渡部 裕氏 セキュリティ・キャンプ中央大会2013修了生

2014年9月にshell shockと呼ばれる、非常に重大なbashの脆弱性が報告され、大きな話題を呼びました。本講義では、関連するCVE-2014-6271の概要、および攻撃方法について学んだ後、ソースコードの解析および修正に取り組む予定です。

12:40
(50分)
昼食休憩(主催者側にて用意いたします)
13:30
(150分)

『自作アンチウィルスで学ぶマルウェア検知技術』忠鉢 洋輔氏 セキュリティ・キャンプ講師/株式会社アクティブディフェンス研究所 代表取締役

1990年代初頭にアンチウィルスソフトウェアが販売されはじめて以来、この2020年を目前にした現在でも、マルウェア(いわゆるコンピューターウィルス)は我々を悩ます深刻な問題の一つとなっています。惜しみない労力を割いてマルウェアを作成する側と、それを検知したりシステムを保護する防御側の激しい攻防が今も続いています。社会インフラを守る情報セキュリティ技術の中でも、コンピュータサイエンスとエンジニアリングの塊である、アンチウィルスの技術を題材に、今後に役立つ基礎的な技術の学びと、アンチウィルスの面白さや奥深さへの気づき、そして、過去も、今も、そして未来も敵と戦い続ける気持ちについて知って欲しいと思います。
今回は、Linuxを対象としたアンチウィルスソフトウェアの実装を通じて、マルウェアとその検知手法に対する理解を深めます。Python3のひな形をベースに、実行プログラムを対象としたスキャナ(シグネチャマッチング、ヒューリスティック検知、機械学習)の実装、振る舞い検知のルール作成とそのルールの実装により、一つ一つの導入目的と背景を説明しながら、実際に手を動かしてこれらを学びます。

16:00 『クロージング』写真撮影、アンケート記入等
16:30 解散

募集要項

参加条件
  • 日本国内に居住する、2020年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒(当日、学生証または年齢がわかるものをご提示いただきます)。
  • 団体行動のルールを守り、他の参加者と協調して参加できること。 
  • コンピュータサイエンスに関する基礎知識を持っていること。
  • C言語、Python等のプログラミング言語を使用して簡単なプログラムを書けること
  • 演習で使用する下記条件のPCを持参できること
    - HDDに20GB程度の空き容量があること
    - USB(TypeA)の空きポートがあること
    - Wi-Fiに接続可能なこと
    - VirtualBox、VMware等の簡単な操作が可能で、前出の仮想環境においてLinuxのコマンド操作が可能なこと。
    - 参加決定後に指定のソフトウェアをインストールし、起動確認できること(詳細は参加決定後にご連絡します)。
  • 別途定める「セキュリティ・ミニキャンプ in 山形 2019」実施規定を遵守できること。
  • 参加時点で20歳未満の方は、参加について保護者の同意を得られること(参加決定時に保護者の同意書を提出していただきます)。 
申込方法

こちらの応募フォームからお申込みください。

※選考問題があります。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。
※申込された方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。

申込締切

8月19日(月)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)

参加者決定のお知らせ

審査の上、申込みされた方全員に8月23日(金)までにメールまたは電話にて連絡します。

留意事項
  • 申込者多数の場合には、参加できないことがあります。参加者は、選考問題の回答内容を審査の上、東北地方の方を優先に選考します。
  • 会場までの往復の交通機関や宿泊施設は必要に応じてご自身で手配(費用自己負担)してください。
  • 参加が決定された方には、「セキュリティ・ミニキャンプ in 山形 2019」実施規定を遵守する旨の誓約書、学生証(小学生は在学証明書)のコピーを提出していただきます。 また、事前学習課題に取り組んでいただくことがあります。
  • ミニキャンプ期間中には、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。また、取材された結果が氏名・学校・顔写真を含んだ受講時の様子を含めて各メディアに掲載されることがありますので、ミニキャンプに申込される方はその旨事前にご了解ください。
  • ミニキャンプ開催後には、主催者ホームページにて「セキュリティ・ミニキャンプ in 山形 2019」の開催報告をする予定ですが、その際参加者が写っている画像を掲載する可能性があります。キャンプに申込される方はその旨事前にご了解ください。
  • ミニキャンプの講義の様子は、キャンプ事業の広報活動や技術啓発を目的として撮影、録音し、その内容を公開する場合があります。
  • 本事業の成果をはかることを目的として、ミニキャンプ参加後、参加者については参加者アンケートの提出を含めて、定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査(参加者は回答必須)させていただきます。参加を希望される方はその旨事前にご了解ください。
  • 「セキュリティ・ミニキャンプ in 山形 2019」に参加した方でも、セキュリティ・キャンプ全国大会や他のミニキャンプの応募は可能です。
お問合せ窓口 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
Email info@security-camp.or.jp
TEL 03-6757-0196

講師プロフィール

渡部 裕
わたなべ ゆたか

筑波大学大学院 システム情報工学研究科 博士前期課程2年。セキュリティキャンプ中央大会2013 ソフトウェアセキュリティクラスに参加、全国大会2015、2016、2018のチューターを担当。大学院では高性能計算に関する研究に従事している。SECCON Beginners運営、著書「サイバーセキュリティ レッドチーム実践ガイド (監訳)」など。

忠鉢 洋輔
ちゅうばち ようすけ

2007年鶴岡高専制御情報工学科卒業後、筑波大学大学院博士後期課程に進学、OSS(Linux中心)とセキュリティの研究活動を行う。2014年にセキュリティベンダーに入社し研究開発に従事。世界的に著名なハッカーカンファレンスであるBlack Hat などで多数の講演を行う。2016年10月に株式会社アクティブディフェンス研究所を設立し、マルウェアに関する知見を活かした情報セキュリティ研究開発コンサルティング事業と脅威情報サービスの提供、IoTセキュリティのコンサルティング・脆弱性診断を展開中。セキュリティキャンプ2005参加、2011-現在と同講師、SECCON運営メンバー。


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