セキュリティ・ミニキャンプ in 岩手 2024

専門講座

開催概要

セキュリティ・ミニキャンプ in 岩手 2024 専門講座・パンフレット

名 称 セキュリティ・ミニキャンプ in 岩手 2024 専門講座
日 程

2024年10月13日(日)10:00(受付開始9:30)~18:00

場 所

アイーナいわて県民情報交流センター
〒020-0045 岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7-1  アクセス

定 員

20名 選考あり

参加資格

日本国内に居住する、2025年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒

主 催

Defios株式会社、
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

後 援

岩手県、盛岡市、岩手大学、岩手県立大学、一関工業高等専門学校

協 力

岩手県警察本部

費 用

無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。


プログラム

10月13日(日)10:00~18:00
09:30

受付開始

10:00
(20分)

『オープニング』『セキュリティ・キャンプ紹介』
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会ステアリングコミッティ

10:20
(60分)

『サイバー犯罪から考える倫理観』
 塚尾 勝徳氏 岩手県警察本部 生活安全部サイバー犯罪対策課 サイバー犯罪対策官

セキュリティ人材には、情報セキュリティに関する知識や技能が必要となりますが、もう一つ、倫理観も求められます。過去のサイバー犯罪事例を紹介しながら、倫理観について考えてみます。

11:20
(60分)
昼食休憩
12:20
(150分)

『移動ロボットを安全に動かそう』
 酒井 義史氏 パナソニックホールディングス株式会社

Wi-Fi、Bluetooth等の機能を搭載した安価なマイコンが普及したことにより、スマートフォンやパソコンから操作できるロボットやIoT機器の制作が個人でも気軽にできるようになっています。
本講義では普段ハードウェアを扱う機会が少ない方でも親しめるように、ブラウザから操作できる小型の移動ロボット(CanSat)を用います。モータやセンサの使い方からロボットを悪意のある第三者に操作されないための手法を学んでいきます。

14:50
(10分)
休憩
15:00
(150分)

『ポートスキャナを自作して学ぶネットワークプログラミング』
 小竹 泰一氏 株式会社ステラセキュリティ

脆弱性診断やペネトレーションテストで使われる技術のひとつにポートスキャンがあります。セキュリティエンジニアがネットワークやインフラに対するネットワーク診断やペネトレーションテストを行う際には最初にポートスキャンを行います。開いているポートがあれば、何かおもしろい情報が返ってこないか確認し、古いミドルウェアが動いていることが分かれば、脆弱性情報を調べて攻撃を試行します。
本講義では、ポートスキャナを自作し、動作原理について理解を深めた後、ARPスプーフィングを行うexploitを作成する演習を行います。
パケットを自由に操作できるようになっておくことや、PoC(Proof of Concept)のコードを素早く実装できることは、ペンテストに必要なスキルです。
例えば、Nmapに実装されていない特殊なプロトコルで通信するソフトウェアの脆弱性を調査したい場合は、プロトコルの仕様に従ったパケットで通信するためのツールを自作する必要があります。このような理由から本講義では、ポートスキャナ、ARPスプーフィングを行うexploitの自作を行います。

17:30 『クロージング』総評、アンケート記入等
18:00 解散

募集要項

応募条件
  • 日本国内に居住する、2025年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童
  • 2024年10月13日時点で18歳未満の場合、本大会の参加について保護者の同意を得ていること(参加が決定した際に保護者の同意書を提出していただきます)
  • 開催当日において、息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合や、下痢の症状、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が数日続いてる場合は、現地での参加を取りやめていただきます。
  • 応募者は、演習で使用する下記条件のPCを持参できること
  •  - Wi-Fiに接続可能なこと、有線接続が可能であること、USB(TypeA)の空きポートがあること、開発環境等が動作するスペックのCPU、メモリ残量、SSDまたはHDDに20GB程度の空き容量があること
  • 応募者自身がキャンプにて使用するオンラインサービス 、ソフトウェアを使用できること
  •   - VirtualBox、VMware等、仮想化ソフトウェアの簡単な操作が可能で、前出の環境においてLinuxのコマンド操作が可能なこと
      - 参加決定後に指定のソフトウェアをインストールし、起動確認できること(詳細は参加決定後にご連絡します)
  • 今回の「セキュリティ・ミニキャンプ in 岩手 2024 専門講座」では、講義の録画、配信が行われる可能性があることをご承知いただけること
  • セキュリティまたは、プログラミングに関して、講習を受けられるだけの基礎知識と積極的に取り組む姿勢を持っていること
  • 別途定める「セキュリティ・ミニキャンプ in 岩手 2024 専門講座」実施規定を遵守できること
申込方法

こちらの応募フォームからお申し込みください。

選考問題があります。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。
※申し込みされた方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。

申込締切

9月9日(月)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)
既に申し込み済の方でも再申し込みすることで選考課題を再提出できます。複数の申し込みがあった場合は最後の申込内容を有効とします。

参加者決定のお知らせ

審査の上、申し込みされた方全員に9月13日(金)までにメールまたは電話にて連絡します。

留意事項
  • 申込者多数の場合には、参加できないことがあります。参加者は、申込書の記入必要事項及び選考問題の回答内容を審査の上、東北地方の方を優先に選考します。
  • 会場までの往復の交通機関や宿泊施設は必要に応じてご自身で手配(費用自己負担)してください。
  • 参加が決定された方には、応募条件を満たすことを証明する書類(学生証のコピーや学校が発行する在籍証明書等)、参加誓約書(参加規程を遵守する旨の誓約)、倫理行動宣誓書、その他主催者が必要と定める書類を提出していただきます。
  • ミニキャンプ期間中には、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。また、取材された結果が氏名・学校・顔写真を含んだ受講時の様子を含めて各メディアに掲載されることがありますので、ミニキャンプに申し込みされる方はその旨事前にご了解ください。
  • 講義を主催者側が撮影・記録させていただく場合がございます。撮影した講義の動画等は、後日配信される可能性があることをご了承ください。
  • ミニキャンプの講義の様子は、キャンプ事業の広報活動や技術啓発を目的として撮影、録音し、その内容を公開する場合があります。
  • 受講およびイベント参加中は、20歳以上であっても、飲酒・喫煙を禁止します。
  • 本事業の成果をはかることを目的として、ミニキャンプ参加後、参加者については参加者アンケートの提出を含めて、定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査(参加者は回答必須)させていただきます。参加を希望される方はその旨事前にご了解ください。
  • 「セキュリティ・ミニキャンプ in 岩手 2024 専門講座」に参加した方でも、セキュリティ・キャンプ全国大会や他のミニキャンプの応募は可能です。
お問合せ窓口 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
Email info@security-camp.or.jp
TEL 03-6757-0196

専門講師プロフィール

塚尾 勝徳
つかお かつのり

岩手県警察本部 生活安全部サイバー犯罪対策課 サイバー犯罪対策官

小竹 泰一
こたけ たいち

株式会社ステラセキュリティにて副社長/CTOを勤める。また、株式会社アカツキゲームスではセキュリティエンジニアとして勤務。Webアプリケーション、モバイルゲームアプリの脆弱性診断や内部ネットワークへのペネトレーションテスト、研究開発に従事。

酒井 義史
さかい よしふみ

2023年にパナソニックホールディングス株式会社に入社。現在は製品のセキュリティ診断業務に従事。学生時代に所属していたロボコン団体の先輩らの影響でセキュリティ技術に興味を持ち、セキュリティ・キャンプ全国大会2019に参加。



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