セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2023

開催概要

プログラム

募集要項

講師プロフィール

開催概要

セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2023 専門講座 パンフレット

名 称 セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2023 専門講座
日 程

2023年11月11日(土)12:00(受付開始11:40)~11月12日(日)15:20(1泊2日)

場 所

1日目 DEOS 株式会社北海道ソフトウェア技術開発機構 〒003-0801 札幌市白石区菊水1条3丁目1-5
2日目 さくらインターネット石狩データセンター

定 員

20名 選考あり

参加資格

日本国内に居住する、2024年3月31時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童

主 催

一般社団法人LOCAL、北海道大学情報基盤センター サイバーセキュリティセンター、
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

共 催

経済産業省北海道経済産業局

後 援

北海道地域情報セキュリティ連絡会(HAISL)、北海道警察、総務省北海道総合通信局

協 賛

株式会社北海道ソフトウェア技術開発機構 (DEOS)、さくらインターネット株式会社、
北海道情報セキュリティ勉強会

費 用

無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。
※道内の学生・生徒を対象とした交通費支援制度があります。


プログラム

1日目 11月11日(土)12:00~18:10(受付開始11:40~)
11:40

受付開始(昼食を済ませて参加ください)

12:00
(20分)

『オープニング』『セキュリティ・キャンプ紹介』
 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ

12:20
(30分)

『サイバーセキュリティと情報倫理』
 加藤 大希氏 北海道警察サイバーセキュリティ対策本部 対策係長

サイバーセキュリティに関する技術を学ぶにあたり、情報倫理は必要不可欠です。
本講義では、サイバー犯罪に関連する法令について学ぶとともに、過去のサイバー犯罪の事例等を通じ、正しい倫理観を持って技術を活用することの重要性について説明します。

12:50
(10分)
休憩
13:00
(150分)

『低レベルGPUプログラミング』
 竹田 大将氏 Defios株式会社 / 岩手県立大学 ソフトウェア情報学研究科

GPUはグラフィック計算の他にGPGPU技術によってAIや一部ブロックチェーン技術など幅広く利用されている。ではなぜGPUはAI計算が得意と言われているのか?
本講義ではGPUのアーキテクチャとその進化を学んだ上で、アセンブリ言語・機械語レベルの低級GPUプログラミングを実際に体験し、アーキテクチャを意識したGPGPUプログラミングで得られる価値やサイバーセキュリティでの応用について実例とともに一緒に考えたいと思います。

15:30
(10分)
休憩
15:40

『Bitcoinの検証の仕組みを作ろう!』
 芦田 裕飛氏 電気通信大学 II類 2年

BitcoinやEthereumといった暗号資産で活用されるブロックチェーン技術。ブロックチェーンには様々な取引のデータが検証され、大量のノードによる合意の上で積み重ねられています。
本講義では、代表的な暗号資産であるBitcoinにおいて、取引が検証される仕組みやブロックチェーンのデータ構造を、作りながら理解することを目指します。

18:10

1日目終了(夕食、石狩の宿泊場所へ移動、自由行動、就寝)

2日目 11月12日(日)09:30~15:20
~9:30

朝食、さくらインターネット 石狩データセンターへ移動

09:30
(120分)

『さくらインターネット石狩データセンター見学』

さくらインターネット 石狩データセンターは、東京ドームの約1.1倍という広大な敷地に広がる、クラウドコンピューティングに最適化された日本最大級の郊外型大規模データセンターです。
特徴としては、北海道の冷涼な外気を活用した外気冷房によってエネルギー効率を向上させていること、建物から設備にいたるまでの徹底したモジュール設計により高い柔軟性と拡張性を備えていること等があり、今回の見学会では外気冷房設備やサーバールームを実際にご覧いただくことができます。

11:30
(60分)
昼食休憩
12:30
(150分)

『インシデントレスポンスにおけるフォレンジック入門』
 扇沢 健也氏 さくらインターネット株式会社

インシデントレスポンスにおいてインシデントの原因や影響範囲を調査する際はフォレンジック技術を活用します。本講義では代表的なフォレンジック技術を紹介します。

15:00
(20分)
『クロージング』 アンケート記入等
15:20 解散

募集要項

応募条件
  • 日本国内に居住する、2024年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童
  • 2023年11月11日時点で18歳未満の場合、本大会の参加について保護者の同意を得ていること(参加が決定した際に保護者の同意書を提出していただきます)
  • 2日間(11/11~12)通して宿泊参加が可能なこと
  • 開催当日において、息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合や、下痢の症状、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が数日続いてる場合は、現地での参加を取りやめていただきます。
  • 応募者は、演習で使用する下記条件のPCを持参できること
  •  - USB(TypeA)の空きポートがあること、Wi-Fiに接続可能なこと、開発環境等が動作するスペックのCPU、メモリ16GBがあること、SSDまたはHDDに20GB程度の空き容量があること
  • 応募者自身がキャンプにて使用するオンラインサービス、ソフトウェアを使用できること
  •  - VirtualBox、VMware等、仮想化ソフトウェアの簡単な操作が可能で、前出の仮想環境においてLinuxのコマンド操作が可能なこと
     - 参加決定後に指定のソフトウェアをインストールし、起動確認できること(詳細は参加決定後にご連絡します)
  • Windowsのコマンドプロンプトで基本的な操作が可能なこと
  • RDPが使えること
  • 今回の「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2023 専門講座」では、講義の録画、配信が行われる可能性があることをご承知いただけること
  • セキュリティまたは、プログラミングに関して、講習を受けられるだけの基礎知識と積極的に取り組む姿勢を持っていること
  • 別途定める「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2023 専門講座」実施規定を遵守できること
申込方法

下記の応募フォームからお申込みください。

応募フォーム

選考問題があります。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。
※申込された方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。

申込締切

10月9日(月)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)
再申し込みすることで選考課題を再提出できます。複数の申し込みがあった場合は最後の申込内容を有効とします。

参加者決定のお知らせ

審査の上、申し込みされた方全員に10月13日(金)までにメールまたは電話にて連絡します。

留意事項
  • 申込者多数の場合には、参加できないことがあります。参加者は、申込書の記入必要事項及び選考問題の回答内容を審査の上、北海道地方の方を優先に選考します。
  • 会場までの往復の交通機関や宿泊施設は必要に応じてご自身で手配(費用自己負担)してください。なお、11月11日の宿泊は主催者が手配、費用負担します。
  • 参加が決定された方には、応募条件を満たすことを証明する書類(学生証のコピーや学校が発行する在籍証明書等)、参加誓約書(参加規程を遵守する旨の誓約)、データセンター入館に関してマイナンバーカード、保険証等 公的機関が発行した証明書、その他主催者が必要と定める書類を提出していただきます。
  • ミニキャンプ期間中には、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。また、取材された結果が氏名・学校・顔写真を含んだ受講時の様子を含めて各メディアに掲載されることがありますので、ミニキャンプに申し込みされる方はその旨事前にご了解ください。
  • ミニキャンプの講義の様子は、キャンプ事業の広報活動や技術啓発を目的として撮影、録音し、その内容を公開する場合があります。
  • 受講およびイベント参加中は、20歳以上であっても、飲酒・喫煙を禁止します。
  • 本事業の成果をはかることを目的として、ミニキャンプ参加後、参加者については参加者アンケートの提出を含めて、定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査(参加者は回答必須)させていただきます。参加を希望される方はその旨事前にご了解ください。
  • 「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2023 専門講座」に参加した方でも、セキュリティ・キャンプ全国大会や他のミニキャンプの応募は可能です。
お問合せ窓口 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
Email info@security-camp.or.jp
TEL 03-6757-0196

講師プロフィール

加藤 大希
かとう ひろき

平成17年10月北海道警察官を拝命、中央警察署、サイバー犯罪対策課等で勤務し、令和4年4月から現所属。
道内のサイバー犯罪被害防止等を目的として、講話や啓発活動等を通じてサイバーセキュリティ意識の向上に日々取り組んでいる。

扇沢 健也
おうぎざわ けんや

2008年から株式会社ラックで脆弱性診断、インシデントレスポンス、フォレンジックなどを経験。
2019年からストーンビートセキュリティ株式会社に入社し、上記に加えてCSIRT向けのインシデント対応訓練やペネトレーションテストを経験。
2023年3月からさくらインターネット株式会社にてSIRT業務。資格オタクのため保有資格が多い。

竹田 大将
たけだ ひろまさ

岩手県立大学 大学院 ソフトウェア情報学研究科 博士課程に在学中。
Defios株式会社 代表取締役として日々面白い開発案件を探しています。
セキュリティ・キャンプ全国大会 2019修了、SecHack365 2020 優秀修了生、全日制高校教師-情報(2020)、ネクストキャンプ講師(2021、2023)、その他セキュリティ関係事業のアシスタント多数、『Raspberry Pi GPGPU【入門】』『Raspberry Pi4 GPGPU【入門】』『【令和版】PC-98x1 C言語プログラミング入門』著者。

芦田 裕飛
あしだ ゆうと

電気通信大学在学。ブロックチェーンや深層学習など、新しい技術に興味を持って調査や研究、開発といったことを進めていく大学2年生。
OSSコントリビューションや音声合成を趣味とし、テキスト読み上げソフトウェアVOICEVOXのOSSメンテナなどを担う。
セキュリティ・キャンプ全国大会2019 Yトラック OS開発ゼミ修了、全国大会チューター(2020/2023)、ミニキャンプ山梨2022 講師。SecHack365 2020 修了生。



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