セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2019

開催概要

プログラム

募集要項

講師プロフィール

開催概要

セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2019 パンフレット

名 称 セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2019
日 程

2019年11月9日(土)13:00(受付開始12:30)~ 2019年11月10日(日)16:00 (1泊2日)

場所

北海道大学情報基盤センター南館
〒060-0811 札幌市北区北11条西5丁目
アクセスマップhttps://www.iic.hokudai.ac.jp/iic_access.html

定 員

20名 選考あり

参加資格

日本国内に居住する、2020年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒

主 催

一般社団法人LOCAL、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

共 催

北海道大学情報基盤センターサイバーセキュリティセンター

後 援

北海道地域情報セキュリティ連絡会、北海道警察、経済産業省北海道経済産業局、総務省北海道総合通信局

協 力

北海道情報セキュリティ勉強会

費 用

無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。
※24歳以下の学生・生徒を対象とした交通費支援制度があります。


プログラム

(1日目)11月9日 土曜日
12:30

受付開始

13:00
(20分)

『オープニング』セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ

13:20
(240分)

『解析して学ぶスマートフォンアプリのセキュリティ』白木 光達氏 株式会社イエラエセキュリティ

近年スマートフォンはますます成熟したプラットフォームとなっています。プラットフォーム自体がセキュアになってはいるものの、現在でもなおアプリケーションのセキュリティには細心の注意を払う必要があります。
本講義では演習用に用意したスマートフォンアプリやゲームに対し動作の解析や通信内容の調査等を行い、アプリにおいて生じやすいセキュリティ上の問題とその対策について学びます。

17:20
(60分)
夕食休憩(主催者側にて用意いたします)
18:20
(90分)

『情報倫理とセキュリティ』清川 敏幸氏 北海道警察サイバーセキュリティ対策本部 企画班長 警部

専門知識を持ち、サイバーセキュリティの将来を担う参加者には、人並み以上の情報倫理が必要です。本講義は、ネット犯罪関連法案について学ぶとともに、サイバー犯罪捜査官である講師の経験談を通じ、サイバー犯罪の実態を紹介します。

19:50 1日目終了(宿泊ホテルへ)
(2日目)11月10日 日曜日
7:30~9:00

朝食~会場移動

9:00
(165分)

『NFCとしゃべってみよう』藤田 優貴氏 合同会社Georepublic Japan

交通系ICカードや学生証、マイナンバーカードをはじめとして、NFC対応機器はすっかり身近なものになりました。この講義では、そのNFCのパケットがどのようにやりとりされているか、ひとつずつ確認してその流れを学びます。また、USB接続のNFCリーダーとPythonを利用して、自力で組み立てたNFCパケットを送受信する演習も行います。
なお、演習はサンプルプログラムを参考に行いますのでPythonでの開発経験は問いませんが、可能であれば事前にPythonで簡単なプログラムを作って動かしてみることをおススメします。

11:45
(60分)
昼食休憩(主催者側にて用意いたします)
12:45
(165分)

『脆弱性診断演習』国分 裕氏 三井物産セキュアディレクション株式会社

様々なサービスがWebアプリケーションとして実装されてきており、セキュリティの維持が必要不可欠です。そのためには、そもそも安全なアプリを作る努力とともに、できあがったアプリが安全かどうかの確認も重要でしょう。この講義では、脆弱性診断の手順や手法について、演習を交えながら学んでいきます。バグバウンティとの違いや、診断の現場で起こりがちなトラブル・注意点なども説明します。

15:30
(30分)
『クロージング』 写真撮影等
16:00 終了(解散)

募集要項

参加条件
  • 日本国内に居住する、2020年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒(当日、学生証または年齢がわかるものをご提示いただきます)。
  • 団体行動のルールを守り、他の参加者と協調して参加できること。 
  • コンピュータサイエンスに関する基礎知識を持っていること。
  • 演習で使用する下記条件のPCを持参できること
    - HDDに20GB程度の空き容量があること
    - USB(TypeA)の空きポートがあること
    - Wi-Fiに接続可能なこと
    - VirtualBox、VMware等の簡単な操作が可能で、前出の仮想環境においてLinuxのコマンド操作が可能なこと。
    - 参加決定後に指定のソフトウェアをインストールし、起動確認できること(詳細は参加決定後にご連絡します)。
  • 別途定める「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2019」実施規定を遵守できること。
  • 参加時点で20歳未満の方は、参加について保護者の同意を得られること(参加決定時に保護者の同意書を提出していただきます)。 
申込方法

こちらの応募フォームからお申込みください。

※選考問題があります。
※申込内容に不備があった場合は、事務局より確認のご連絡をする場合がございます。
※申込された方には、申込受領のメールが自動送信されます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。

申込締切

10月7日(月)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)

参加者決定のお知らせ

審査の上、申込みされた方全員に10月11日(金)までにメールまたは電話にて連絡します。

留意事項
  • 申込者多数の場合には、参加できないことがあります。参加者は、申込書の質問事項回答内容を審査の上、北海道地方の方を優先に選考します。
  • 会場までの往復の交通機関や宿泊施設は必要に応じてご自身で手配(費用自己負担)してください。なお、11月9日の宿泊はセキュリティ・キャンプ協議会が手配、費用負担します。
  • 参加が決定された方には、「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2019」実施規定を遵守する旨の誓約書、学生証(小学生は在学証明書)のコピーを提出していただきます。また、事前学習課題に取り組んでいただきくことがあります。
  • ミニキャンプ期間中には、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。また、取材された結果が氏名・学校・顔写真を含んだ受講時の様子を含めて各メディアに掲載されることがありますので、ミニキャンプに申込される方はその旨事前にご了解ください。
  • ミニキャンプ開催後には、主催者ホームページにて「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2019」の開催報告をする予定ですが、その際参加者が写っている画像を掲載する可能性があります。キャンプに申込される方はその旨事前にご了解ください。
  • ミニキャンプの講義の様子は、キャンプ事業の広報活動や技術啓発を目的として撮影、録音し、その内容を公開する場合があります。
  • 本事業の成果をはかることを目的として、ミニキャンプ参加後、参加者については参加者アンケートの提出を含めて、定期的にその後の活動状況についてフォローアップ調査(参加者は回答必須)させていただきます。参加を希望される方はその旨事前にご了解ください。
  • 「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2019」に参加した方でも、セキュリティ・キャンプ全国大会や他のミニキャンプの応募は可能です。

※学生交通費支援について
「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2019」では、遠隔地から参加される学生の皆様に「一般社団法人LOCAL 学生交通費支援制度」を利用して交通費の支援を行います。交通費申請の金額に応じて全額出ないことがあります。支援可能な条件、上限金額、注意事項等については LOCAL 学生交通費支援制度 Web ページ をご参照ください。

お問合せ窓口 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー 株式会社ラック内
Email info@security-camp.or.jp
TEL 03-6757-0196 FAX 03-6757-0112

講師プロフィール

白木 光達
しらき こうたつ

株式会社イエラエセキュリティ所属。スマートフォンアプリを中心にソフトウェアや組み込み機器等の脆弱性診断に従事。セキュリティ・キャンプ全国大会2016修了。SECCON実行委員。

藤田 優貴
ふじた ゆうき

2019年合同会社Georepublic Japanに入社。特に地理系オープンデータを利活用したアプリケーションの開発に携わる。セキュリティ・キャンプ全国大会2015を修了。その後セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道にて2015年から2017年までチューターを務める。SecHack365 2018にて優秀作品に選出。

国分 裕
こくぶ ゆたか

三井物産セキュアディレクション所属。セキュリティスペシャリストとして、ペネトレーションテストや脆弱性診断などに従事。金融機関・官公庁・大手製造業など幅広い業務・業態に対するセキュリティ診断などの実績を持つ。講義で使用するBurpSuiteをこよなく愛し、非公式にドキュメントの翻訳や日本語版を開発・公開している。


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