Security & Programming Camp Caravan 2009

キャラバン福岡

セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン福岡

お知らせ

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2010.1.10
キャラバン福岡、開催終了しました。多数のご参加、ありがとうございました。
2010.1.8
事前の参加申込は締め切らせていただきました。当日の参加受付もいたしますので、参加ご希望の方は当日直接会場までお越しください。
2010.1.7
多数の参加申込をいただきましてありがとうございます。事前の参加申込は、1月8日(金)午前10:00をもちまして一旦締め切らせていただきます。なお、当日の参加受付も可能ですので、事前申込をされていない参加ご希望の方は、当日直接会場までお越しください。
2009.12.24
キャラバン福岡、パンフレット【PDF:2,098KB】、がダウンロードできるようになりました。
2009.12.10
キャラバン福岡、講義内容をアップしました。
2009.11.26
キャラバン福岡、参加申込を開始しました。

若年層の情報セキュリティおよびプログラミングについての興味を深めることと優れたセキュリティ&プログラミング人材の発掘と育成を目的として、今夏開催したセキュリティ&プログラミングキャンプの成果とその蓄積されたノウハウを広く一般の方々にも公開すること、これからキャンプに参加していただきたい若い方々に正しい情報セキュリティの理解と意識の向上を図ってもらうこと、また、OSSを中心としてプログラミングやアプリケーション開発について興味を持っていただくことを目的として、「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン2009-福岡-」を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

開催日時

平成22年1月9日(土)10:00~16:35

開催場所

福岡商工会議所 302,303会議室
〒812-8505
福岡市博多区博多駅前2-9-28
(JR博多駅より徒歩10分。地下鉄祇園駅(5番出口)より徒歩5分。)
※駐車場はありますが、有料(自弁)となります。

講義内容

1.セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバンについて

【10:00~10:05】 セキュリティ&プログラミングキャンプ事務局

2.セキュリティ&プログラミングキャンプ2009の紹介と基礎科目講義

【10:05~11:45】 講師:園田道夫、吉岡弘隆

セキュリティ&プログラミングキャンプとは?
目的と概要
今年のセキュリティ&プログラミングキャンプ2009の紹介
キャンプ事業全体のご紹介と今年のキャンプで実施した内容について、ビデオ画像なども交えながらコース別に説明します。セキュリティコースでは4つのクラスに分かれて講義を行いました。それぞれのクラスの特徴や講義内容について紹介します。プログラミングコースでは、3つの組からなっていました。それぞれの組の特徴や講師を紹介するとともに講義の内容や、どんな受講生がいたかを紹介します。また、両コースの参加者や講師が一同に会して実施した交流企画などについても紹介します。
情報セキュリティ基礎「セキュリティの基本を疑う」
一般的なセキュリティ対策と言えばウイルス対策、アップデートなどと自動的に思い浮かぶ人も増えてきているようですが、その常識はなぜそうなったのか、今でも同じ常識のままで良いのかなどを考えてみる時間にしようと思っています。
プログラミング基礎

園田道夫(そのだみちお)

現在、サイバー大学IT総合学部准教授(情報セキュリティ)、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターラボ非常勤研究員、NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)研究員。

著書に「Winnyはなぜ破られたのか」、漫画「アクセス探偵IHARA」、監修に「ハニーネットプロジェクト」、「ファジング」、「実践パケット解析」、翻訳(一部)に「実用SSH第二版」、「Snort2.0侵入検知」「暗号技術大全」がある。

吉岡弘隆(よしおかひろたか)

楽天株式会社 開発部 アーキテクチャー&コアテクノロジー課 アーキテクトグループ セキュリティ&プログラミングキャンプ2009、プログラミングコース主査。

U-20プログラミングコンテスト審査委員。カーネル読書会というコミュニティを主宰している。

「Debug Hacks」オライリージャパン刊、著者。2008年、経済産業省商務情報政策局長感謝状、楽天テクノロジーアワード2008金賞受賞。

3.プログラミングコースの講義内容から その1

【12:35~13:15】 講師:笹田耕一

「プログラミング言語組2009」
2009年度セキュリティ&プログラミングキャンプのプログラミングコース、プログラミング言語組では、Rubyを題材に、だけどRubyは殆ど書かない言語処理系の講義を行いました。今回は、その一端をお見せします。

笹田耕一(ささだこういち)

2006年東京農工大学博士課程退学し東京大学の助手に。2007年東京大学にて博士(情報理工学)。現在、東京大学大学院情報理工学系研究科創造情報学専攻(秋葉原拠点)の講師。言語処理系、オペレーティングシステム、並列システムなどのシステムソフトウェアに興味を持つ。

2004年から日本Rubyの会理事、2006年からRuby処理系のコミッタ。

4.プログラミングコースの講義内容から その2

【13:20~14:00】 講師:吉藤英明

「Linux Kernel Hacking from Scratch -はぢめてのLinuxカーネルはっきんぐ-」
            
Linuxカーネル組では、Linuxカーネルのコンパイルからコードの歩き方、コミュニティとのかかわり方についてを学びました。キャラバンではその概要を紹介します。また、受講者が取り組んだ実在の課題内容と成果についてお話します。

吉藤英明(よしふじひであき)

所属:慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科

略歴:2001年、東北大学大学院情報科学研究科 修士課程 了

2004年、東京大学大学院情報理工学系研究科 博士課程 了

2004年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 助手

2005年4月より現職(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 専任講師)。

USAGIプロジェクトコアメンバー。Linuxカーネル共同メンテナー(ネットワーキング分野)。

博士(情報理工学)(東京大学)。

著書:詳解図解 IPv6エキスパートガイド(秀和システム、共著)

受賞:2006年度日本OSS貢献者賞(独立行政法人 情報処理推進機構主催)

North East Asia Open Source Software Award (2007, North East Asia Open Source Software Promotion Forum)

5.セキュリティコースの講義内容から その1

【14:10~14:50】 講師:宮本久仁男

「雲の中には何がある?~仮想化技術とセキュリティ」

宮本久仁男(みやもとくにお)

(株)NTTデータ 技術開発本部 SIアーキテクチャ開発センター勤務。

OSからアプリケーションまでの開発、社内技術支援/調査、部門の情報セキュリティ担当等を経て、現在は情報セキュリティ関連の研究開発に従事。現在、社会人大学生(情報セキュリティ大学院大学 博士後期課程)にも在籍。

著書、講演も多数。最近の著書はXen徹底入門(翔泳社/共著)、実用Subversion 第2版(オライリージャパン/監訳担当)など。Microsoft MVP(Enterprise - Security, 2004/10~2009/9)も受賞

セキュリティキャンプ2004から講師を勤めはじめ、2008年度はプログラミングコースの立ち上げおよび両コースの講師を、2009年度はセキュリティコースに主軸を戻しつつもOS組、Linux組の仕込みにも一部加担。

6.セキュリティコースの講義内容から その2

【14:55~15:35】 講師:竹迫良範

「脆弱性、指摘する人される人」
もしもあなたが脆弱性を見つけてしまったら、見つけられてしまったら。ソフトウェア脆弱性の届出制度や開発側の対応について、近年様々な取り組みが行なわれ改善されてきていますが、まだまだ課題は残っています。XSS、CSRF、リモートコード実行など、実際に起きているWebアプリケーションの脆弱性のオープンな指摘事例やその影響なども交えて、どう対応して行くのが良いのか、より良い対策について考えて行きたいと思います。参加者からの発言も大いに期待します。

竹迫良範(たけさこよしのり)

Shibuya.pm 2代目リーダー。オライリーPerlクックブック第2版の監訳など。

広島市立大学情報科学部情報機械システム工学科(知能ロボット講座)卒業。

独立系ITベンチャーにて大企業向けEIPパッケージソフトの開発に従事。

2005年よりサイボウズ・ラボ株式会社に入社。LL業界にて講演活動多数。

2008年Microsoft MVP Award - Developer Security 受賞。

7.質疑応答およびフリーディスカッション

【15:45~16:35】 講師:全員

講義全般やセキュリティ&プログラミングキャンプについての質疑応答と、参加者と講師陣による、セキュリティやプログラミングについて、日頃の疑問点やトピックスなどなんでも自由に話していただくコーナーです。

参加申し込みについて

事前の参加申込は締め切りました。当日の参加受付をいたしますので、参加ご希望の方は直接会場までお越しください。

資料請求・お問い合わせ先

住所
財団法人日本情報処理開発協会「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン事務局」
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-9(機械振興会館内)
TEL
03-3432-6964
FAX
03-3432-9389
E-mail
camp@jipdec.or.jp

個人情報の取扱いについて

主催者および事務局が「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン2009」の実施運営に際して取得した個人情報につきまして、事務局運営業務を実施する財団法人日本情報処理開発協会の個人情報保護方針に基づき、適正に取扱いを行います。「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン2009」の運営においてのみ使用し、その他の第三者に提供することはありません。

パンフレットのダウンロード

    主催、共催、後援

    主催
    独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティ&プログラミングキャンプ・コンソーシアム(財団法人日本情報処理開発協会、NPO日本ネットワークセキュリティ協会)
    共催
    セキュリティとんこつ-ばりかた勉強会、サイバー大学、経済産業省
    後援
    福岡商工会議所、デジタルハリウッド福岡校、文部科学省