現在、ITの普及に伴い情報セキュリティはなくてはならないものになりました。しかし、情報漏えいに代表される情報セキュリティ事件・事故は後を絶ちません。
そのため、企業等において予防措置の実施は勿論、インシデントの発生を想定した体制作りが必須と言えます。現状、こうしたインシデントレスポンスについての考え方は周知されつつあるものの、実際にインシデントに対応するセキュリティ専門家の育成は十分とは言えません。
そこで、解析コースではインシデントレスポンスに際してセキュリティ専門家に求められるパケット解析、ディスク解析、バイナリ解析の3つの技術的要素にフォーカスして取り扱います。
パケット解析では、通信のログからネットワーク上で発生した事象を把握する方法について説明します。
ディスク解析では、侵害された可能性のあるサーバのディスクを解析し、侵入の痕跡を発見する方法について説明します。
バイナリ解析では、発見された不審なプログラムの実態を把握する方法について説明します。
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