セキュリティキャンプ2006専門科目2 概要紹介 8月10日午後
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専門科目2(選択制) 8月10日(木)(キャンプ3日目)午後(4時間) |
講座名と講義内容、担当講師 |
2-A |
セキュアOS基礎 田口 裕也 講師 |
セキュアOSという用語が一般的になってきました。これまでのOSとセキュアOSの機能の違いから、なぜOSのセキュリティ機能がどんどん進化していくのかについて学びます。また、Linuxをはじめ、各種OSについてのセキュアOSの動向も紹介し、このような背景にはISO/IEC15408(CommonCriteria)のような製品に対する国際標準規格が影響していることにも触れ、OSセキュリティの基礎について理解します。 |
2-B |
無線LAN規格の問題点とその検証 根津 研介 講師 |
無線LANの仕組みについて脆弱性が指摘されてだいぶ経ちましたが、実際はどうなのでしょうか?この講座では、指摘されてきた脆弱性を時系列で解説し、802.11委員会(無線LANの規格を策定しているIEEEの委員会)やメーカが犯してしまった過ちを振り返ることで、「標準規格」が絶対安全とは言えないことや、安全なアルゴリズムでも使用方法を誤るととんでもない結果になってしまうことを、実習を通して学びます。
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2-C |
Windowsにおける不正コードの実行 塩月 誠人 講師 |
攻撃者はソフトウェアの脆弱性をどのように利用して不正コードを実行するのでしょうか。このセッションではWindowsシステム上における不正コードの実行方法について、バッファオーバーフロー、フォーマットストリング攻撃、シャッター攻撃等を例にとり実習し、その仕組みを学ぶとともに、どうすればこのような不正コードの実行を防ぐことができるかについて考察します。なお本セッションは、C言語の基礎知識があることを前提とします。 |
2-D |
パケット工作から学ぶネットワークセキュリティ 吉田 英二 講師 |
本セッションでは、様々なTCP/IPパケットを送信したり受信したりすることで、普段は意識することの無いネットワーク上でのパケットのやり取りについて体験してもらい、ネットワーク経由でどのようにしてポートの開閉は調査されるのか、どのようにしてOSは推測されるのか、どのようにしてパケットフィルタリングの性能は調査されるのか等について、これらの手法や対策方法について実習を通して学びます。 |
*以上の中から一つ科目選択していただきます。
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